英語スクールの検討
英語の勉強を始めようと思い、いくつかの学校をピックアップしてみた。
いろんな種類の学校があると思うが、今僕が検討している学校については以下の3つにざっくり分類できる。
①資格対策特化型
②短期コーチングスクール型
③英語基礎力養成型
資格対策特化型
僕はTOEFLで点を取ることを目標として設定したいので、この選択肢は一考に値する。
WEB検索するとこの種の学校はすぐに引っかかってくる。例えば、トフルゼミナール、アルプロス、アゴスなどである。
メリットとしては、短期間で高得点を取るために確実に点を取る方法を教えてくれるので、目的が明確な場合は非常に有効だと感じる。
しかし、デメリットとしては、資格対策に力を注ぎすぎるあまり単語や文法のような基礎英語力は後回しになる、もしくは受講者の自習に一任される。これをデメリットと捉えるかどうかは人によるが、僕の場合は点数だけというよりは喋れるようになった結果として点数が欲しいという思いがあるので、少しニーズからずれているように感じる。
あと、それなりに高い。
短期コーチングスクール型
このタイプの学校は最近流行りである。
学校とはいいつつも、授業では英語を教えない。教えるのは英語の勉強の仕方やスケジュール管理手法、モチベーション維持環境の作り方などである。具体的には、プレゼンス、ライザップイングリッシュ、プログリットなどが有名だ。
メリットとして考えられるのは、ここでは目標に合わせた勉強スタイルを提案してもらえるので、ある意味ではオーダーメイドであるという点である。(実際に勉強するのは自分自身であり、自習100%なのだから当たり前なのだが。)また、モチベーション維持の一環でグループを作って勉強進捗を報告したりするので、良き戦友ができるという意味でも有意義かもしれない。加えて、コーチングスクール特有な点だが、一度勉強のやり方を教わってしまえば卒業後も比較的継続しやすい。(もちろん、卒業後のモチベーション維持の方法は考える必要がある。)
デメリットとしては、結局自分でやるので自分では思いつかないような解法や発想は出にくく、ほとんど力技の勉強という印象がある。また、コーチングスクールという性質上、ハイになって勉強に没頭するという「体験そのもの」を売っているという側面もあり、自動的に受講期間は短くなり、日々の負担は極端に重くなる。
また、自分でやるならそこまで高くなくてもいいのではないかと思うが、調べてみると結構高い。これは学習に知識にお金を払っているわけではなく、コンサルや学習体験に対する対価という図式なので、そもそも従来の料金体系とは比較できないからである。
英語基礎力養成型
このタイプは実は意外と少ない。学校として認識しているのはNCCくらいである。英語の文法や単語からみっちり学習するスタイルが特徴的で、短期的集中的なスクールからみると真逆の戦略である。
メリットは、英語の基礎を叩き込んでくれるのでゆっくりだが確実に実力がついていく点だ。学生時代にちゃんと英語を勉強してなかった人にはちょうど良いと感じる。実は以前ここで2年間ほど英語を勉強していたが、ほとんどTOEICの勉強をせずにNCCだけで650から890まで点数が伸びた。おそらく、基礎学習をせずに英会話だけをやっていてもすぐ天井にぶち当たって伸びなくなっていたと思う。
デメリットは、地味な点かも知れない。英会話スクールというと、なんとなくオシャレな印象があるが実力養成タイプはストイックな塾というイメージである。ただ、地味なだけあって安い。
また、NCC以外に同様のスクールを見つけたことがないので、もしあったら教えてもらいたい。
まとめ
調べてみてわかったのだが、ここに挙げた種類以外にもびっくりするくらいたくさんの英会話スクールが存在している。
正直、どれでもいいのではないかと思い始めた。なんでもいいから始めてしまって、それを徹底的にやり込みさえすれば身につくような気がする。
何だかんだで、「英語を習得するのは難しいですよ」と刷り込んでおいて、「うちなら英語が上達します」という謳い文句でビジネスしてるだけなんじゃないか?地道にコツコツやれば英語って上達するんじゃないか?マーケティングに踊らされてるだけなんじゃないか?英会話スクール業界が一丸となって、「英語学習は1人ではできません」という嘘のプロモーションをしてるだけなんじゃないか?
ふと、そんな思考になってしまうくらい、英語スクールはいっぱいある。
今一度、自分の目的と英語学習のやり方について考えてみてから、決定したいと思った。
では。